腹腔鏡手術とは、どんな手術ですか?
産婦人科の疾患としては、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫などの手術として行われています。全身麻酔をかけ、おなかに炭酸ガスを入れ各器官を見やすくします。おへそから、内視鏡を差し込み、テレビモニターの映像を見ながら、おなかに開けた別の2〜3カ所の穴から細長い器具を使って、遠隔操作で切除を行います。
入院期間はどれくらいですか?
入院期間も3〜5日と短期間ですみます。開腹手術とは違って、おなかを大きく切らないため、痛みも少なく傷跡も残りにくいのです。
手術料金が気になるのですが?
手術料金は開腹手術の約2倍になりますが、入院期間の短縮により、全体の費用としては、安くなります。
腹腔鏡手術が受けられないということもありますか?
適用する患者さん、病状に限界があり、誰にでも行えるわけではありません。おなかの中の癒着が多いケース、子宮筋腫が大きくなりすぎたケースなどです。そして、ガンには適用していません。また、病状によっては、安全性を重視して、腹腔鏡手術から開腹手術に移行する場合があります。
手術までどういう過ごし方になりますか?
前もって術前検査が行われます。 血液検査・尿検査・胸部エックス線、心電図などです。入院は手術日の当日か前日となります。体調を整えて入院するように心がけましょう。 夕方と手術前に浣腸を2回し腸を空にします。おへその処置も行います。 手術当日は、朝から一切飲食はできません。
手術後はどうですか?
膀胱カテーテルは手術当日は残しますが、翌日に除き、歩くことが可能です。手術の翌日から食事がとれるようになります。 翌日の朝食はヌキですが、お昼からは普通食を食べることができます。シャワーやシャンプーも経過により翌日から行えます。 3日後には、退院のための診察が行われ、順調ですと退院できます。
新しい手術方法はメリットが多く理想的な手術方法ですが、限界もあります。そこで今一度メリットをまとめるとともに、限界にも触れてみます。
メリット
限界