「本など読んでも仕方がない」という人も、決して少なくありません。本などによる知識など、実際に役に立つものではなく、自分自身が経験したことそのものが、人生を切り開くための糧となるものだと、読書の効用を否定する人は言うものです。
もちろん、それは完全に間違っていると言うことはできないでしょう。読書などしなくても、人間は生きていけることは、間違いありません。古代において、本がなかった時代でも、人間は生活し、生きてきたというのは、たしかにその通りでしょう。
しかし現代においては、それはかならずしも正しいとは言えないことも現実ではないでしょうか。現代は情報化社会です。
情報をどれだけ活かすことができるかが、収入や、生活の安定に、直接的に関わってくるようになります。
ですから情報の代表である本を、実際にどれだけ自分のものにできるのかは、生活の豊かさを大きく左右することとなるでしょう。
それは単に、知識というだけの意味ではありません。現代では、多くの考え方を、本という形で、多くの人が、世に問うています。自分一人で考えているだけでは、考え方は徐々に固定してしまいます。
しかし他人が書いた本を読み、他人の考え方を知ることは、新しい考え方ができるようになることにつながるでしょう。
それは仕事や生活の上で、大きな満足感を得ることにつながります。
ですから現代こそ、多くの本を読むことが、ますます必要になっている時代はないと、言うことができるのではないでしょうか。
読んだ本の感想を書くことは文章力のアップにつながる
本を読むことには、様々な効用があります。やはり何といってもまず大きいのは、本を読むことにより、知識を得ることができることでしょう。現代社会において、知識は必要不可欠なものとなっています。知識がないばかりに仕事や生活の上で、不利益を被ることも、決して少なくありません。ですから本を読むことで、必要な知識を得ることは、読書の効用として最大のものであるといえるでしょう。
また本を読むことで、知識ばかりでなく、新たな考え方を得ることにもつながります。人間は、仕事の上でも、生活の上でも、考えなければいけない機会が多いでしょう。人間は、考える葦であるという、哲学者パスカルの言葉もあります。しかし考えるといっても、一人で考えているだけでは、考え方はだんだん固定してきてしまいます。それでは新しい展開を見つけることも、できにくくなってくるでしょう。しかし読書により、新しい考え方を学ぶことで、これまでできなかったような、新たな方向へ進むことも、可能になるといえるでしょう。
また読書は、読んだ本の感想を書くことで、文章力のアップにつなげることも可能です。
現代において、自分が感じたことを、どう言葉で表現できるのかということは、非常に大切な能力だといえるでしょう。読書をし、読んだ本の感想を書くことは、その能力を鍛えることにもつながります。このように読書には、現代人にとって重要な、様々なメリットがるものだといえるのではないでしょうか。